2025年 06月 29日
老々介護
久しぶりに巡回パトロール。
閉鎖するかなー、と思いながら過去ログ見てたら、まあ能天気なことばかり書いていて、ちょっと呆れる。若かったなぁ。色々あったなぁ、なんて。
今のアタシはほぼ隠遁生活、時々介護の日々を過ごしている。2年ほど前、実家で1人暮らしをしていた母を引き取って、紆余曲折の末こちらの施設に入れた。既に季節も時間の感覚も分からなくなっている上に、自分がどこに居るのかも分からない状態で、要介護3だった。1人暮らしの時は、デイサービスに月曜日から金曜日まで毎日行き、毎朝晩はヘルパーさんに入って貰い、食事はお弁当をお願いし、なるべく1人の時間を作らないように工夫した。月1回の病院は妹と交代で毎回付き添った。ドクターやケアマネジャーさんや施設の人たちに恵まれて、このまま行けるかなと思った矢先に肺炎を起こし入院。さらに認知症が進んでしまった。もう一人暮らしは限界だった。アタシ達の遠距離介護も限界だった。たまたま良い施設に巡り合い、快く受け入れて頂けたのも幸いした。
ただ、こちらの都合で連れて来て入れてしまったので、その罪悪感は大きく、親不孝をしてしまったという後ろめたさは未だ引きずっている。でも、本音を言えば楽になった。こちらも、もう若くはない。体力も気力もない。これ以上頑張れないと振り切った。下手をすると、母より先に逝ってしまいそうだ。
今年2025年春には、施設の自室のベッドから落ちて右肩を亀裂骨折した。もちろん入院した。その手続きとか付き添いとか諸々で翻弄される中、病室で一人横たわるその小さな青白い顔を見て、『もう直ぐ終わる』と思ったことも正直なところである。本音を言えば、92歳、お疲れさん!という気持ち。親不孝の極みである。
が。
が、である。この人凄い。10日程で復活した。退院の連絡を受けて迎えに行くと、風呂上がりのようなピンク色の頬はツヤツヤ。片手を上げてニコニコしてる。『がんばるね!』の言葉と共に。何を頑張るのか。
そして現在。暑くもなく寒くもなくの快適な空間、快適な個室で、自分の世界に生きている。この人を見ていると、『柳に雪折れなし』という言葉が浮かんで来る。昭和8年強し。
※かくして、しばらくの間、ここを、この場所を、こっそり毒を吐き出す場所にしようと思う、自分の為に、密やかに。
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by bera-sakuraebi
| 2025-06-29 16:57
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