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道祖土家の猿嫁
2009年 12月 02日 *
「道祖土家の猿嫁」

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明治中期、土佐・火振村の名家、道祖土家(さいどけ)に18歳で嫁いできた蕗。その容貌のため“猿嫁”と陰口をたたかれるが、不思議な存在感で少しずつ道祖土家に根を下ろしていく。近代化への胎動の中、時代は大正、昭和と移ろい、多くの戦の火の粉が火振村にも容赦なく襲いかかって人々の運命を弄ぶ──すべての日本人が得たもの、失ったものを見据え、百年のタイムスパンで壮大に描きあげた、著者の新境地を拓く前人未到の野心作!

ってことで、坂東真砂子といえば怪奇伝奇小説。
「道祖土家の猿嫁」は、ジャンルが違うっぽいので今まで手を出さずにいましたが、これが読み出したら面白いったらありゃしない。
猿猴(えんこう)や河童といった妖怪的なものも出て来るけど、それらは主役ではなくあくまでも効果的役割に過ぎず、主役は猿嫁と呼ばれながら実は篤実な妻であった「蕗」。本書は、明治・大正・昭和を生きた蕗の一代記であります。

女の一代記って、ホント面白いわぁ。
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by bera-sakuraebi | 2009-12-02 18:01 | *
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